2021年を振り返って

2020年初頭からのコロナショックは需要と供給の両面が相互作用する、私たちが初めて経験する新しいかたちの経済ショックとなりました。短期での回復は見込めないということを認識し、長期戦を覚悟させられた2021年となりました。「コロナで時代が10年早回しになった」といわれる中、会社の弱点が見えてきた一年でもありました。それは必然的に私自身の舵取り、社長としての甘さの部分に気づき向き合う機会を与えてくれました。会社の業績は従業員の力の総体であることを改めて実感し、チームG.D.Sのみなさんへの感謝を再確認した一年でした。

コロナ禍による事業環境の急変により、産業/雇用/食育を伴う地域の活性化へ貢献するオンリーワンのサプライ事業、地域で経営する食のテーマパーク"あとち(A to C)"についても一旦立ち止まり、見直すことになりました。あとち事業が振り出しに戻ったのは、①社長である私の努力/想いの不足 ②社員を巻き込めていなかった ③既存事業の業績悪化 という大きな3つの要因であるという分析に至りました。"社員を巻き込めていなかった"ということは、全社員とマンツーマンで実施した面談を通して痛感したことです。
社長である私が自分の言葉で語る、各事業部長が自分の言葉で語る、会社の方針とチームの役割、個人の存在意義が可視化/共有された状態で、全社員が主体性を発揮しG.D.Sの今を代表して行動している状態を作らなければなりません。

2022年の決意

『みんなが創るG.D.Sのみらい』を合言葉に、
チームG.D.Sとして"世の中から絶対に必要とされる企業"を目指します。

あとち事業が振り出しに戻り、再出発が必要となった直後、中期経営計画のスローガンは『みんなが創るG.D.Sのみらい』に決まりました。チームG.D.Sのみんなで決めたスローガンです。私たちは現在、100年企業ビジョンの第2ステージ/第2の創業というフェーズを走っています。浜松に根を張り、独自のネットワークを有し、グローバルに展開する会社を目指すために、全員が考え、主体性をもって行動し、創業メンバーとなることが必要不可欠です。チームG.D.Sの北極星、経営理念である「心地よさ」という経験価値を追求してこそ、G.D.Sの存在意義があります。

2022年も「飲食事業」「グローバルサプライ事業」「情報ネットワーク・コンサル事業」、3つの事業ビジョンを主軸とした事業展開に変わりはありません。とりわけ既存事業の立て直しを図るという面においては、牛角エリアFC本部としての舵取りは最重要事項です。牛角は昨年25周年を迎えるブランドとなりました。25年の年月を経て取り巻く環境は大きく変化し、お客様の視点/行動、来店動機や求められる店舗環境等、さまざまなニーズの変化への対応と適応が求められています。さらにコロナショックの経験を通して、これまでとは違った形に進化し発展していかなければなりません。昨年から時間をかけて取り組んでいる"店長力/店舗力の向上" と"オーナー様との密なコミュニケーション"による支援方針の共有と必要な働きかけによって、牛角というブランド、心地よさを体験していただく場である店舗を最適化していきたいと思います。

"世の中から絶対に必要とされる企業"となるため、これまで以上に地域社会、取引先様と連携し良きパートナーとして共存共栄を目指していきたいと思っています。"お客様への感謝、従業員への感謝、取引先様への感謝"を胸に、多くの心地よさをチームG.D.Sの皆様と一緒に追求していくことを決意し、挨拶とさせていただきます。

代表取締役 大関 泉

創業者 谷野剛一(やの ごういち) プロフィール
静岡県立浜松北高等学校卒業。青山学院大学経済学部経済学科卒業後、ヤマハ発動機(株)入社。
谷野税務会計事務所在籍中に愛知大学大学院経済学科研究科卒業。その後、昭和63年データハウス21設立(代表)。
  • 平成 8年 中部印刷(株)監査役就任。
  • 平成11年 (株)ジー・ディー・エス設立(代表)。
  • 平成23年 浜松西倫理法人会入会。