2026年 年頭所感

2025年はジー・ディー・エスの事業基盤である牛角事業の再構築を計る2年計画の初年度でした。
再構築といっても弱みや脅威に対する補完的な施策ではなく、強みを伸ばすポジティブな施策展開です。牛角創業当時からの「はい喜んで」というご注文時の掛け声にも象徴される"お客様の体験価値"を主軸としたアイデンティティともいえる元々もっている大切なもの、"Face to Face"の接客にはじまる店舗づくりです。タブレットやスマホでの注文、配膳ロボットによる提供が当たり前になったアフターコロナの現在に、単純でありながらとても大切な接客の手法を他社や他ブランドがやらないくらい徹底的にやり続けることでホスピタリティーを追求しています。質の高いヒューマンサービスのレベルを上げることで、牛角での食べ方や楽しみ方というところをお客様にしっかり伝え、期待値と価値観のギャップを充足させていくことが必要不可欠なのです。

ジー・ディー・エスがレインズインターナショナルとの契約により、静岡県・甲信越地区のエリアFC本部の権利を取得し、約26年に渡り育てて来た「牛角」は2026年に創業30周年を迎え、これを記念して看板メニューの味を深化させ、グランドメニューを大幅リニューアル(2025年10月より開始)し、「また行きたくなる焼肉体験」を提供しています。会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%といわれています。 つまり、創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業するということです。そんな時勢の中で牛角は30年もの間お客様に愛されてきたブランドなのです。2026年から計画2年目に入る牛角事業の再構築は直営店舗・加盟店舗に関わらず"オール牛角"で取り組み、牛角ブランドの底上げをしてまいります。

店長を経営者へと育成して店舗力を上げていき、
パートナーが主体的に動き、
お客様の笑顔の最大化を目指す

牛角ブランド、そしてG.D.Sの一番の強みは2003年から開催している『G-1スピリッツ パートナーズフォーラム』を持っていることです。
G-1での取り組みを通して成長したパートナーの若者たちが、社会に旅立って世の中に貢献する人財となること、これこそがG.D.Sの大きな役割です。パートナーを店長に、店長を経営者に、経営者的な視点をもったオーナーをスーパーバイザーに、というコンセプトは不変ですが、その在り方、仕組みについても牛角事業の再構築を計る2年計画の中では見直しをおこない、より価値のあるものへとリブランディングしていきます。

G-1スピリッツ パートナーズフォーラムの様子

20年前とは取り巻く環境が大きく変わっており、それに適応することが出来た店舗にはお客様も人財も集まって来ますが、そうでない店舗においてはお客様が集まらない、人財が集まらないという悪循環に陥ってしまいます。この状況を打破するためにG.D.Sでは店長教育というところに仕組みを落とし込み、パートナーが問題発見をし、お客様のために取り組む風土を醸成していき、店舗力を上げて、牛角ブランドの価値を再構築していきます。

「グローバルサプライ事業」
「情報ネットワーク・コンサル事業」の両輪展開

牛角のエリアFC本部としての「飲食事業」という基盤の両輪である「グローバルサプライ事業」「情報ネットワーク・コンサル事業」においても、2026年は確実に事業展開していきます。グループ会社である農業生産法人 浜名ファームを中心に、農園レストラン CoCoChi内で運営している農産物の直売店をG.D.S本社前の耕作放棄地へと売り場面積を拡大することで農家のみなさんの機会を創出していきます。この事業展開は将来的にはカフェ/コワーキングスペース/観光農園/子ども広場等の複合施設を開設し、地元大久保町全体を活性化していく地域貢献事業へと繋がっていきます。
情報ネットワーク・コンサル事業は企業間連携によるオープンイノベーションの促進で課題解決をして、新たな価値を生み、発展していくことを目的とするCSD Community Serviceをさらに拡充していきます。G.D.Sが会員企業様と伴走支援をすることで、真の問題を見つけ課題解決に貢献し、さらに会員企業様同士のシナジーを創出し新たなサービスを生み出すことで、さらなる発展をして持続可能な企業として伴に成長していきたいと考えています。

代表取締役 大関 泉

"人財教育ができる風土と文化"を
共に創って行く

人財が集まる店舗と集まらない店舗の二分化について先述しましたが、G.D.Sとしても更なる事業拡大のために、共に働き成長していく新たな仲間を迎え入れていきます。
少子高齢化で新規採用の難易度が益々上がっている現況において、いたずらに母数を集めるのではなく、G.D.Sの『心地よさの追求』という経営理念を確実に発信し、それを共有できる方を採用していくことが私たちの掲げる採用戦略です。直営店舗においてはパートナー向けに会社説明会等を開催し、G.D.Sを知っていただくための場を創出していきます。そして、従業員に対しては"人財教育ができる風土と文化"を共に創って行くことを望みます。人にフォーカスし、人の良いところを伸ばしていく、「こうしたい、こうするべき」と挑戦する人を全社員がバックアップする、そんな会社でありたいと思っています。
社員の成長が会社の成長、そこにこそG.D.Sの未来があります。

創業者 谷野剛一(やの ごういち) プロフィール
静岡県立浜松北高等学校卒業。青山学院大学経済学部経済学科卒業後、ヤマハ発動機(株)入社。
谷野税務会計事務所在籍中に愛知大学大学院経済学科研究科卒業。その後、昭和63年データハウス21設立(代表)。
  • 平成 8年 中部印刷(株)監査役就任。
  • 平成11年 (株)ジー・ディー・エス設立(代表)。
  • 平成23年 浜松西倫理法人会入会。